1年生の男の子にピアノのレッスンをしていた時のこと。
ギロックのピアノメソードという楽譜の中の『ちゃ色の木の葉』という4小節の曲を練習していました。
初級者用とはいえギロックなので、きれいな伴奏がついてとても素敵な曲です。
「茶色の木の葉って書いてあるから、きっと季節は秋だね。秋の曲なんだろうね。R君は秋って言ったら何を思い出すかな?」
「保育園の時ケンタ先生と遊んで楽しかった事を思い出す。」
「そうなのね。じゃ、ケンタ先生と遊んだ時の事思い浮かべながら弾いてみようか?」
「うん。ケンタ先生のこと沢山思い出したいから10回弾く。」
そう言ってこの曲を10回、丁寧に丁寧に弾いてくれました。
その音からR君がケンタ先生と楽しく遊んでいるイメージがありありと伝わってきて
それが本当に美しい光景で、
私は一緒に伴奏を弾きながら感動して涙が出てきそうになりました。
素敵な音楽を 有難う。
先日、ご見学にいらしたお母さまに成城楓塾の事を説明していた時のこと。
居合わせた子どもたちが会話に入ってきて
「ここね、他のところと比べたら天国だよ。」
「おやつもご飯も量が多いし、美味しいし、お肉も美味しいんだよ」
「本がいっぱいあるし、静かだから集中して勉強できるし、ゆっくり本を読んだり工作したりできるんだよ」
「いつも清潔でちゃんと掃除がしてあるんだよ」
「先生は生徒の意見を聞いてくれるし、日常会話の中でいろいろ大事な事も教えてくれるんだよ!」
・・・と口々に言ってくれたのです。
胸が熱くなりました。
嬉しかった。
有難う。
これからも頑張ります!!