すみれ先生の”じっくり国語指導”

この度、立派な梨と、ご丁寧なお手紙を頂きました。

毎年夏休みに楓塾にいらっしゃるトリリンガルのご兄妹の保護者様からご恵送頂いたものです。

この夏お母様からのご依頼で、すみれ先生が国語指導をさせて頂きました。

すみれ先生の国語の指導は、まず、すみれ先生自身が問題文をじっくり読み、背景知識をしっかり下調べをするところから始まります。

それからお子さんと一緒に問題文を読みながら、じっくり解説が始まるのです。

すみれ先生は国語の教員免許状を持っています。(中学高校ですが)

また日頃から小説や社会学、哲学書等々、さまざまな本を深く読み込んでいるすみれ先生の解説は、問題集の巻末に載っている解説文とは一線を画すものがあり、何だかとても面白いのです。子ども達にとってもこの解説タイムが楽しかったようで、いつも集中して聴き入ってくれました。

それから難しい読解問題がスムーズに解けるように、時には「問題を解く為の問題」を手作りしてやってもらうこともありました。これもなかなか好評のようで、問題が増えると言って嫌がっている様子は全くありませんでした。

こうしたすみれ先生の努力の甲斐あって、そのお子様は短い間に問題集を二冊、楽々と仕上げていました。

もともとしっかり日本語力があったのですが、二冊目の問題集が終わる頃には問題文の読み方が格段にスムーズになってきましたし、問題を解く時間も早くなる等、目に見えて国語力がアップした様子があったので大変嬉しく思っていました。

さらに、このように心のこもったお手紙まで頂き、教師冥利につきるというものです。

こちらこそ、どうも有難うございます。

来年もまた是非来てね。