夏休みを前に楓塾の卒業生さんから嬉しい近況報告をいただきました。
英語で科学を学ぶプログラムの一年目を修了したこと。
中学に入ってから始めたロシア語の勉強を(このご時世をものともせず)続けていること。
この夏休みには小学校の時から興味を持っていた地政学の講義を聴講することにしたこと。
合気道とブラスバンドの部活にも楽しく取り組んでいること。
御三家の私学に通っているのですが成績も上々なのだそうです。
元気いっぱい自分の学びたい事をのびのびと勉強している様子が目に浮かび、本当に嬉しく思いました。
彼のやっていることは誰かに勧められたことではありません。
小学校の時から、中学に入ったらやりたいと楽しみにしていた事なのです。
小学生がロシア語や地政学を勉強したがっていたと聞くと驚く人もいるかもしれませんが、小学一年生の時から彼を見てきた私達は、彼がそういう事に興味を持つのは自然の流れと受け止めていました。
とにかく一つの疑問をどうしてなんだろうと何週間も考え続けられるお子さんでした。そうやって幼少の時に抱いた疑問のいくつかが、いまだ彼の中に大切な宿題としてあるのでしょう。彼は自分なりの方法でその答えに迫りたいんです。
つまり彼の中の「宿題」が、彼の自主的な学習意欲の源泉となっているのだろうと思います。
素敵ですよね。
情報や選択肢があまりにもあり過ぎて、かえってストレスが生じたりする事も多々ありがちな中、こうした「自分の宿題」を持っている事は、とてもとても大事なんだなと改めて思いを至した次第でした。
これからも応援していますよ!
自信をもって自分の道を進んでね!!!
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