令和の初めの成城楓塾

元号が平成から令和に代わり10連休も終わりました。そして今はどこの小学校も運動会の練習で忙しそうです。おやつの時は「ダンスのあそこが難しくない?」「ボクはもう覚えたよ」「〇〇ちゃんの学校はリレーあるの?」なんて会話がにぎやかに飛び交っています。成城楓塾では今年も八ヶ岳で採取してきたプラナリアを切ってその断片が再生する様子を実験観察しています。プラナリアのような無脊椎動物は国の動物実験の指針の対象外ですが、一応動物実験の基本である「3Rの原則」(苦痛の軽減、使用数の削減、代替法の活用)も分かりやすい言葉で説明しています。まずは日本語で説明していると、その間にバイリンガルの子が英語しかわからない子に丁寧に説明してくれていました。

生き物好きな子は、毎日到着するなりシャーレに分けたプラナリアの断片を観察しています。気が向いていそうな時には観察記録も書いてもらっています。みんなそれぞれ勉強がなかなか忙しいのですが、それでもプラナリアの他にも秘密基地ごっこ、色水ごっこ、ウノ、手品・・・といろいろ楽しい事をたくさんやりながら過ごしています。10連休中、八ヶ岳で環水平アークという、太陽の高度が高い時にしか見られない、珍しい気象現象を見ました。これは吉兆ですよね! 子ども達にも見せてあげたかったなぁ。令和の時代も子ども達が安心して過ごせる平和な時代でありますように。

 

 

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