映画『Most Likely to Succeed』を観て②

ではHigh Tech Highがない日本の子ども達はどうしたらよいのでしょうか。日本にもモンテッソーリスクールやいくつかのインターナショナルスクール等、こうした学校に近い学校はあると思います。

でも実はこの映画を観終わって思った事は、「うちの子達の学校もこんな感じだった」という事だったのです。二人共に幼稚園から高校まで私学の一貫校に通っていたのですが、「大人は仕掛けて待つ」という空気がいつもありました。横文字の名前こそついていませんでしたが、アクティブラーニングからソフトスキルを培うことを目標にしたカリキュラムだった思います。

こちらに来ているお子さんの話を聞いていると、勉強第一!(に見える)私学でもやはりソフトスキルの向上を念頭に置いた取り組みを沢山やっています。公立小もいろいろ工夫しているなと思うところがあります。

「これからの社会を生き抜くにはIT知識とソフトスキル。だからどこかに行って身に着けなくちゃ!」という考えもありと思いますが、今通っている学校のカリキュラムを新しい視点で見直して存分に利用してみるのも一つの方法かもしれません。

また学校以外の場所、例えば家庭、そして放課後活動の中でも出来ることは沢山あるのかもしれません。成城楓塾ではこれからはより一層、普段の生活の中からソフトスキルの向上を意識して出来ることはないか、考えながらお子様と接していきたいと思います。10年後、ごく普通の学校を卒業した日本の子が、High Tech Highのような学校の生徒に全く引けをとらず、いきいきと元気に活躍をしてくれたら素敵だな。

成城楓塾の新しい夢が増えました。

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