アメリカの大学進学説明会を聴いて②

正解にしばられやすい 
自分の考えを構築したり発想したり根拠を示したりするのが苦手 
自分の意見が何かわからない 意思決定、選択に時間がかかる 
間違いを恐れてリスクを取らない 
ITが苦手 受け身

・・・これはアメリカの先生からみた日本人の子どもの印象だそうです。

意思決定に時間がかかっても正解を出した方がいいと思うし、余計なリスクは必要ないと思いますが。(笑)日本人が特にITが苦手とは全く思いません。
でも海外に行くなら、相手方にこうした印象を与えたら損という事を覚えておくのは良いと思います。

日本の子どもは自分の意見がわからない、という印象もこれから変わっていくのではないでしょうか。お子さんの教材を見ていると、自分の意見や考えを問う記述問題が増えています。小さい頃からこういった問題に接して答える練習をしているお子さんは全然違ってくると思います。

受け身という印象に関してですが、こちらの生徒さんを見ていると塾に英検、漢検、スピーチコンテスト、書道等々いろいろな事にチャレンジして凄い結果をどんどん出していたり、あるいは敢えて徹底的に好きな事をする自由時間をたっぷりとってスポーツや読書、工作に熱中していたり・・・いずれにせよとても能動的な時間を過ごしています。

心身が急速に成長する子ども時代、毎日脳をフル活動させながら明るく健康的に過ごしていれば、長じてからも受け身なんて言われることはないはずです。

アメリカの大学進学の話を聴きながら、成城楓塾の生徒さんが多様な選択肢から進路を選ぶ事ができるよう今後も常に広い視野を持ち、日々の生活を心して見守っていきたいと強く思いました。

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