『小学生のための素読』

8月3日、4日は重枝治美先生による『小学生のための素読』と『英語絵本の読み聞かせせ』のアクティビティをおこないました。

講師の重枝先生です。

1素読

まず始めの挨拶をしてから腹式呼吸と自己紹介をしました。

それから四字熟語や慣用句を短冊カードを繰りながら大きな声で読んでいきます。

これが短冊カードです。素読教材

一人10枚ずつめくって読みっこしました。手と目と耳と口を同時に使う動作なので頭はフル回転状態。効率よくウォーミングアップできるのです。

すずちゃんが写ってない素読

それが終わると、いろいろな詩などを大きな声で音読。今日のラインナップは

「かっぱ」谷川俊太郎

ことばあそび(回文)

「ひびのをしえ」福澤諭吉

「きりなしうた」谷川俊太郎

一人読み(気に入ったお題を一人で読んでみる)

素読 おとくんまるでお芝居の台詞のように上手に読めました。

ことわざ漢字カルタおとくんカルタ

まだ習っていない漢字を、ことわざの文から推理しなければならないのですが、頭の回転んの速い生徒さんには本気でやっても全くかないません。

もう少し小さいお子様の回では、わらべうた等もやりました。

終わりの挨拶で、今回一番面白かったことやその理由などをそれぞれ話して終了!

普段接することのない諺、慣用句、福澤諭吉先生の「ひびのをしえ」のようにちょっと古めかしく、また格調の高い文章をしっかりした声で音読できるというのは、素読ならではだと思います。

こういう体験が、知識教養を高めるだけでなく、古典に親しみを感じたり、日本の良さを知ることや、話す言葉や文章表現の幅が広がることにつながってくれるとよいなと考えています。